前半戦ベストゲームはvs名古屋!MVPは松岡大起!2021シーズン前半戦のサガン鳥栖を振り返り!

サガン鳥栖の後半戦スタートが7月3日サンフレッチェ広島戦だったのでしばらく中断期間かと思っていたら他のチームは6月27日から後半戦だったんですね。サガン鳥栖の試合日程しか把握してなかったので油断していました。。。笑 ちょっと前まで3位につけていたはずのサガン鳥栖も試合数が少ないながらいつの間にか6位に。やはり今年のJ1リーグも厳しいシーズンになりそうですね。

さて、前置きはこの辺にして2021年シーズン前半戦のサガン鳥栖を振り返っていきたいと思います!ただし、サッカー専門誌のような記事ではなくただの一サポーター目線での振り返りとなっております。順位表に記載されているような勝ち点や得点数など細かい振り返りは割愛しつつ、こういう試合あったなーとか、こういう見方をしている鳥栖サポーターもいるんだなーとか、気軽にご覧いただけると嬉しいです。

第19節終了時点で5位!失点数リーグ最小!複数失点は1試合のみ!

最後の最後に横浜F・マリノス戦で2失点してしまいましたね、、、「複数失点なし!」と書けると思っていたのですが残念。まあ、それでも凄いことには変わりなし!朴一圭、エドゥアルドを中心にディフェンス陣だけでなくチームみんなでハードワークしてくれた結果でしょうね!チーム走行距離も1位!素晴らしい!

開幕から第6節まで無失点、開幕からの無失点試合数リーグタイ記録を樹立してスタートした今シーズンは19節終了時点でなんと5位!多くのサガン鳥栖サポーターの期待を上回り、多くの他チームサポーターを驚かせたであろう2021年J1リーグ前半戦のサガン鳥栖を振り返りたいと思います。

開幕前:多くのサッカー解説者から降格候補に挙げられるサガン鳥栖

2021年J1リーグ開幕前に繰り広げられる解説者の順位予想では多くのかたがサガン鳥栖を降格候補に挙げられていました。主な移籍選手としてはチームの心臓だった原川力がC大阪へ、東京オリンピック候補の原輝綺が清水エスパルスへ、大卒1年目から右サイドで躍動した森下龍矢が名古屋グランパスへ。それに対して主な加入選手でJ1実績があったのは朴一圭(レンタル→完全移籍)、ファンソッコくらい。知名度では仙頭啓矢も小屋松との京都橘コンビとして有名でしたがJ1実績はなかったのである程度の低評価は仕方がないかなと。ただ、個人的には昨年終盤の戦いを見ていてエドゥアルド、松岡、樋口、林などチームの核となる選手は残っているし降格候補に挙げられるほど弱体化はしてないだろうと思っていました。森下が抜けた右サイドバックが心配でしたがそこがなんとかできれば上位も狙えると。

2021年J1リーグ開幕:開幕から6試合連続無失点でJ1タイ記録!前半戦5位!

期待と不安が入り混じるなかで開幕した2021年のJ1リーグ。開幕戦を林のP K で勝利するとなんと開幕から6試合連続無失点で開幕からの無失点試合数J1タイ記録を達成。仙頭、山下、ファンソッコ、飯野、酒井と多くの新戦力が活躍し昨シーズンの主力が抜けたことを感じさせない好調な滑り出しとなりました。好調なスタートとなった今シーズンですが、無失点記録がいつまでも続くわけもなく第7節セレッソ大阪戦で奥埜にスーパーミドルを被弾し敗戦、続く川崎フロンターレにも敗れ連敗。敗れた2試合とも退場者を出してしまってなかなか難しい試合になってしまいましたね。前半戦のターニングポイントは名古屋グランパス戦でしょうか。サガン鳥栖と対戦する前まで開幕からほぼ無失点で鳥栖以上の堅守を誇っていた名古屋グランパス。かつてサガン鳥栖でも監督をしていたマッシモ・フィッカデンティ率いる名古屋から2点を奪って勝利。その名古屋戦勝利を皮切りに5月30日の神戸戦まで8試合負けなしで上位をキープし続け、前半戦最後の横浜F・マリノスには負けてしまいましたが前半戦を5位で終えることができました。

前半戦で最も印象的な試合:4月18日名古屋グランパス戦

前半戦のサガン鳥栖の試合で個人的に一番印象に残っている試合は4月21日にトヨタスタジアムで行われたアウェイ名古屋グランパス戦。先ほども少し触れましたが、この時の名古屋は開幕節の吉田豊による超絶ループのオウンゴール以外失点0。なんと9試合連続クリーンシート、意味不明の堅守で川崎フロンターレを追走していました。そんな名古屋を相手に前半早々にビースト林大地がゴール!そして酒井のゴール!開幕から10試合で1失点の相手に前半から2得点!最後は押され気味でヒヤヒヤしながらですがなんとか逃げ切り勝利!2位でほぼ失点なしのチームを相手に気持ちいい勝利でしたね!

名古屋はマッシモ監督だけでなく、吉田豊、金崎夢生、山崎 凌吾、森下龍矢とサガン鳥栖ゆかりの選手が多くて気になるチーム。特に昨年サガン鳥栖で大活躍して今シーズンから名古屋へ移籍した森下の新天地デビューを鳥栖戦で見られたのは嬉しかった!名古屋にとっては初めてリードを許す展開になってようやく森下投入。そして出番が来たらグイグイ鳥栖ゴールに迫る森下を見て嬉しくなっちゃいましたね。結果サガン鳥栖が勝ったので鳥栖戦での森下の活躍も許してあげましょう!試合後に名古屋の稲垣選手から森下選手のような前への推進力がある選手がいると助かると褒められていたのもまた嬉しい。後半戦は成瀬選手、宮原選手からレギュラーポジション奪えるくらいの活躍を願っています。 それにしても、森下がレギュラーじゃないのはしょうがないとしても鳥栖戦まで出場0はあんまりですよ、マッシモさん。。。名古屋さんはA C Lもあって他のチームよりも過密日程なのに、、、

個人的な前半戦M V Pは松岡大起!

前半戦のサガン鳥栖M V Pを考えてみました。新10番・樋口もいいしチーム得点王・山下もいい、、、堅守の要であるパギさん、エドゥも捨てがたいが、、、個人的M V Pは松岡大起!守備の時は至る所に顔を出して相手の攻撃の芽を摘み、攻撃時はセンターバックの間に入ってパスを供給し、こぼれ球に反応してはボールを回収する。特に今シーズンに入ってパワーアップしたと感じたのはパススピードと縦パス。相手を揺さぶるための単純な横パスにしても松岡がだすパスはパススピードが速い上にすごく安定していて、まるで筋骨隆々の外国人選手がパス出しているのかと感じるくらい。そして、縦パス。去年まであんまり縦パス入れているイメージがなかったんですが今年はバンバン縦パスを通している印象で相手の脅威になっているんじゃないでしょうか。後半戦もさらなる成長を期待!

金明輝監督による可変システム、アカデミー出身選手の活躍でメディアの注目度アップ!

今年の鳥栖のサッカーは面白い!そして、最近はサガン鳥栖の注目度が爆あがりしているような気がしますね。注目されている理由としては、金明輝監督が作り上げた可変型システム。ボランチの松岡やキーパーの朴一圭がセンターバックの間に入りビルドアップに参加。中央付近でパスコースを作るために絶えず動き回る仙頭、小屋松、樋口。3バックの一角だった中野伸哉が左サイドいっぱいに、そして飯野が右サイドいっぱいに位置どりすることで相手のプレスを交わしながら安定してボールを繋ぎ、ず〜っとサガン鳥栖が攻め続けることを狙った特殊なシステム。より具体的に知りたい方はYouTubeでミルアカさん、蹴球メガネーズさんなど多くの方が取り上げられていますのでそちらをご覧ください。私は詳しい解説はできません。笑

そして、そんな特殊な可変型システムを体現するのが多くのサガン鳥栖ユース出身選手たち。他のチームのサポーターからすると名前も知らないような選手が多かったかもしれませんが、樋口、松岡、本田、大畑、中野伸哉など多くのユース出身選手がトップチームで出場するだけでなく、チームの中心となるまでに成長しています。最近でも新たに二田くんが2種登録されて即J1の試合に出場するなど今後も新たなユース出身選手の台頭に期待できそうですね!

【ミルアカ】MILKサッカーアカデミーさんのYouTube
蹴球メガネーズさんのYouTube

後半戦に向けて。夏の移籍はどうなる!?ライバルチームの動向は!?

今年は東京オリンピックの影響で平日にも試合が組まれることが多くあっという間に前半戦が終わった気がします。試合がたくさんあった時期は嬉しかったのですが、今みたいな中断期間は反動で深刻な鳥栖不足に陥ってしまいますね。早くサガン鳥栖の試合が見たい・・・

いよいよ後半戦も始まりますが注目は夏の移籍動向!鳥栖からはユース昇格3年目の石井快征が愛媛F Cへ、ユース昇格1年目の兒玉くんがS C相模原へそれぞれ育成型期限付き移籍。兒玉くんは早速Jリーグ初ゴール決めていましたね!ナイスゴール!二人とも移籍先でたくさん経験を積んでサガン鳥栖に帰ってきて欲しいですね。今のところ新加入の噂もなく静かな夏の移籍になっていますが、新たな戦力の加入はあるのでしょうか。気になります。 そして、かなり積極的に補強してるライバルチームが浦和レッズ。主な夏の新加入選手としてはオーバーエイジとして東京オリンピックにも参加する酒井宏樹選手、柏レイソルで10番を背負っていた江坂任選手、デンマーク代表経験もあるショルツ選手の3人でしょうか。前半戦で対戦した時にはいなかったが今季加入後ゴールを量産しているユンカー様を筆頭に次に対戦する時にはだいぶ顔ぶれが変わってそうですね。開幕当初は下位に沈んでいた印象でしたが、順位表ではいつの間にか鳥栖の上にいらっしゃってびっくり!笑 新加入選手がフィットしてきたらますます強敵になるでしょう。そのほか移籍シーズンの注目チームとしてはやっぱり神戸ですかね。長友獲得との噂もありどんな補強をしてくるのやら、、、ライバルチームに負けないようにサガン鳥栖も頑張りましょう!

後半戦のサガン鳥栖の注目選手は!?

個人的には林大地と本田風智に注目!林大地は好調・山下敬大の影響もあってか今季はまだ4得点。去年のチーム得点王ということもあり警戒されてマークが厳しくなっているのか、、、もちろん得点だけじゃなく相手ディフェンスへのプレスやピンチの時には自陣ゴール前まで戻っての守備など好調なチームへの貢献度は高いと思いますがやはりもっと得点が見たい!山下と共にゴールを量産してほしい!バックアップメンバーに選ばれた東京オリンピック日本代表の活動でパワーアップしてもらってまた鳥栖サポーターを沸かせて欲しいですね!

そして林以上に個人的に注目しているのが本田風智!今私の一押し選手です!推進力のあるドリブル、狭いエリアでのボール捌き、強烈なミドルシュートなどが武器でフリーでボールを持つと何かやってくれるんじゃないかとワクワクさせてくれる選手の一人ですね!めちゃめちゃ期待しています!

いよいよ後半戦開幕! 優勝!? A C L!? J1残留!? 天皇杯優勝!?

林、本田の他にも松岡のJ1初ゴールなどにも期待していますが、まずは全員大きな怪我なく後半戦を戦って欲しいですね!と思っていたら湯澤が靭帯断裂、、、ルヴァンでいいプレーしていたので復帰してまたサガン鳥栖で活躍を見たいですね。これ以上怪我で離脱する選手が出ずに、その上で少しでも上の順位でフィニッシュできたらサガン鳥栖サポーターはハッピーだと思います!サガン鳥栖の選手、監督、スタッフ全員の奮闘に期待!

長くなりましたが、2021年シーズンの前半戦のサガン鳥栖振り返りと後半戦の展望をまとめました。最後までご覧いただいた方ありがとうございます。今後も試合のレポートやそのほかサガン鳥栖について記事を投稿していく予定です。ヤフーニュースに掲載されるようなプロが書くサガン鳥栖記事もいいですが、鳥栖サポーターによる鳥栖贔屓100%のサガン鳥栖記事も楽しんでもらえたら嬉しいです!今後ともよろしくお願いいたします! 後半戦もサガン鳥栖の応援、サポート頑張りましょう!それではまた!

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2005年頃からサガン鳥栖を応援しているサガン鳥栖サポーター[サガンティーノ]が日常生活での興味関心ごとを記事にしています。主にサガン鳥栖の試合結果、Jリーグについて投稿しますので全国、世界中のサガンティーノと共に一喜一憂したいです。他には個人的に買って良かったもの、知って良かったことなど有益情報をサイト訪問者にも共有することでブログ訪問者様にも参考になればと考えてブログを立ち上げました。 ブログ運営はピカピカの一年生なのでJ1で戦い続けるサガン鳥栖のように私も記事投稿頑張ります!